海外のフェアトレードやソーシャルビジネスに関する情報をお届けしています


by fairtradegift
昨年FLOとの決別を表明したFair Trade USAをめぐって、アメリカのフェアトレード業界がゆれています。
元はTransFair USAだったのですが、2010年にFair Trade USAに名称を変更。独自基準のFair Trade Apparel を発表しました。2011年10月にFair Trade For All というコーヒー、カカオ、砂糖、綿の独自基準をスタートさせましたが、これが大規模プランテーションを基準を緩めて認証し、小規模生産者たちに打撃を与えるものだったために、従来のフェアトレード業界から批判されました。そしてついに11月にFLO Internationalからの離脱を表明したのです。

小規模なフェアトレード業者からみるとFLOも大企業優遇に見えるわけですが(認証の費用の問題で)、FLOからさえ離脱するということは、フェアトレードではなくなってしまいますよね・・・

こちらは、Fair Trade USAのコーヒーを使っているコーヒー企業に対しる、米国フェアトレード業界の老舗 Equal Exchangeの公開質問状です。

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# by fairtradegift | 2012-06-05 08:47
こちらはオランダの会社が販売している、Mongozoというフェアトレードビールです。
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ガーナ、スリランカ、コスタリカ、ブラジル、インドネシアからの素材を使って、バナナ、ココナッツ、マンゴ、キヌア、ヤシの実の5種類があります。そのうち4つが、フェアトレードラベル認証。
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創業者の1人であるHenrique Kabiaさんは1993年にアフリカからオランダに難民としてやってきました。
Kabiaさんは、アフリカのアンゴラ、ザンビア、コンゴに住むChokweという民族に属しています。その民族は伝統的にヤシの実からお酒を造っていましたが、Kabiaさんのひいおばあさんが、はじめてヤシの実のビールを作ったのだとか。オランダ移住後の1998年に、Jan Fleurkens氏と一緒に、そのレシピを使ってヤシの実ビールを造りはじめ、徐々に種類を増やしていったそうです。 ぜひ試飲してみたいですね~。
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# by fairtradegift | 2012-05-31 09:06
こちらはちょっと気になるガーディアンの記事です。

フェアトレード人気でドミニカからのバナナ輸出産業が好況だそうですが、フェアトレード認証農園でも労働環境はほかと変わらず、”プレミアムも聞いたことない”という労働者の声を紹介しています。

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生産されるバナナの6割がオーガニック認証、4分の1がフェアトレード認証というドミニカのバナナ農園では、貧しい隣国ハイチからの不法移民がたくさん働いているようです。1000人もの不法移民が、トタン小屋で長時間働いています。賃金は250-300ペソ(4ポンドくらい)で食べていくのがやっと。
ハイチ国境近くのFT認証農園で働くEmmantel Audige も、給料は大差ないと言っています。

フェアトレード財団も、労働環境の改善の必要性を認めていますが、財団によれば、プレミアムは不法移民のパスポートや労働ビザ取得に使われている場合もあるとのこと。政府が不法移民を送還する方針を打ち出していることもあり、いたし方ないのかもしれません。
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# by fairtradegift | 2012-05-30 09:56

韓国でFairtrade Breakfast!

ソウルでは、フェアトレード月間を記念して5月12日にFairtrade Breakfastというイベントが行われました。Korea Heraldによれば、場所はソウル中心部の清渓川近くにある、5月7-13日に開催されたフェアトレード写真展広橋ギャラリー。フェアトレードのプロモーションとして、3000人にフェアトレードのフルーツジュースやミューズリー、ココアなどがふるまわれました。

今年が3年目だそうで、スポンサーはLUSH,Dosoccorとスターバックス。

下は2010年の写真ですが、フィリップスの名前も見えますね。
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日本でも丸の内や銀座でこんなイベントができたらいいですね。(スポンサー探しが大変そうですが・・・)
ランチよりは朝ごはんのほうが安上がりかも?
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# by fairtradegift | 2012-05-29 09:55
【海外フェアトレード企業】
Fair Mail は、ペルーでフェアトレードのグリーティングカードを生産するSocial Enterpriseです。(元記事)
カードといっても素材は写真。リスクの高いティーンエージャーにカメラを無償貸与し、撮影技術を教えて、とった写真をカードにしています。

過去4年間で33人の経済的困難な状況にあるティーンエージャーを支援し、225000ユーロ売り上げたそうです。カード売り上げの半分は撮影者がもらえます。現在はペルーとインドで活動しており、今後モロッコにも進出するそうです。WFTOにも加盟しています。ペルーといえば、アルパカ製品や、当ショップでも販売中の指人形などの手編みが有名ですが、これまでのフェアトレードのイメージとはかなり異なる活動ですね。カメラとパソコンとプリンターがあれば、資源がなくても世界中のどこでもできる点がメリットでしょう。

HPをみると、カメラはキャノンが協賛しているようです。企業側にはBOP市場にブランド前を浸透させるというメリットがあるのでしょう。これぞソーシャル・ビジネス ^^

かわいいですね。撮影者はイアンくん 19歳
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Animal &Friendship 
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撮影者が50%もらえるのはいいけれど、メンバーによってかなり収入に差ができる可能性もありますね。そのあたりが、フェアトレード団体とソーシャル企業の違いかもしれません。
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# by fairtradegift | 2012-05-17 13:32 | 海外生産者情報